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生涯教育研修セミナー
ご挨拶
慶應義塾大学医学部ご出身の先生方は、日々お忙しく診療・研究・若い先生の指導をお願いしていると思います。近年IT・AIなどを用いた日進月歩の医学進捗を修得し続けることは、非常に困難な状況だと思います。御自身のためだけでなく患者さんのためにも日々の研鑽堅さんは義務であると考えます。しかしながら、日夜診療に従事している臨床医にとって、それを継続することは、物理的に困難であると考えます。開設100年を迎えた慶應義塾大学医学部では、世界に冠たる医学を目指し、基礎・臨床医学の各分野は、秒の単位で新たな発見と報告を全世界に発信しています。しかしながら、残念なことに慶應義塾大学医学部の内部にいるものほどお互いの成果に触れる機会がなく、また直接同胞の講演を聴く機会もきわめて少ないのが現状です。
そのような状況の中で、「慶應義塾大学医学部生涯教育研修セミナー」は医学部同窓会を中心とする対象に対して、学内の医学の現状と発展を発信する唯一の企画と考えます。本セミナーは、三四会会員により構成される生涯教育研修セミナー委員会、慶應医師会、慶應義塾大学医学部三四会、慶應医学会、の4者の共催により年3回定期的に開催され、聴講参加者も学年(卒業回数)や専門科を越えて一堂に会する、まさに慶應義塾大学医学部全体の同窓会の様相を呈しています。本セミナーを卒業同期会あるいは専門科の同門会などとしてもご活用いただければと考えております。
多くの方々に本セミナーに積極的にご参加いただき、医学部の社中一致を心から味わっていただきたいと思います。
第130回慶應義塾大学医学部生涯教育研修セミナー
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参加費無料・事前登録制(お申込多数の場合は先着順となります。)
詳細は、慶應義塾大学医学部Webサイトの以下のお知らせをご覧ください。
https://www.med.keio.ac.jp/news/2023/5/10/5-137727/index.html
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「悪性脳腫瘍の最先端手術:脳機能の可視化と機能温存」
中田 光俊(金沢大学医薬保健研究域医学系 脳・脊髄機能制御学教室 教授) -
「脳腫瘍の最先端研究-新たな治療法開発に向けた橋渡し研究への挑戦-」
田村 亮太(慶應義塾大学医学部 脳神経外科学教室 助教) -
「良性脳腫瘍の最先端手術:医療機器の進歩と低侵襲化」
後藤 剛夫(大阪公立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室 教授)